色の変化で何が見える?
ある日突然、白じゃなきゃダメだっていう衝動に駆られて、
インテリアや服などあらゆる物の色を白に変えてしまおうと思った。
そういうお話もままあります。
何らかの転換期で、今までをリセットして新しいスタートを迎えようとしているのか、
問題点などを洗い出して完璧なものを求めて行こうとしているのか、
もしくは身を清める的な、周囲からのバリア的な意味合いもあるのかもしれません。
逆を言うと、無かったことにしなきゃならない出来事が起きてしまったとか、
自分には自信を持てるものが何も無いと気付いて虚無感に苛まれているとか、
悪意に染められてしまったことへのどうしようもない抵抗だったりするかもしれません。
正直な話、白一色だけでは深く読み取れません。
例えば、白になる以前は何色が気に入ってたとか、
代わりに何色が受け入れられなくなったかとか、
白と一緒に使うとテンションが上がる色はあるかとか。
そういう複合的な、多角的な判断材料があると、
一歩どころか何歩も踏み込むこともできます。
ある人は「茶色が部屋の中にあるのが気持ち悪くなった」ということでした。
『堅実』や『保守的』などを意味するのが茶色。
そこをじっくり突き詰めていったところ、
「このままでいいや」と「このままでいいの?」の葛藤が起きた時期だと。
「現状と自分を変えるために何をしなきゃいけない?」
そこに思考が向かったことで深層心理が形となって白に表れたという流れですね。
そして服では白と一緒に赤を取り入れるようになったみたいなので、
『行動力』の他にも『革命』や『破壊』などという意味も考えると、
自分の殻を打ち破るための『挑戦』という意思表明でもありますね。
今はまた黄色なんかも抵抗なく取り入れるようになったらしいので、
とても前向きに『未来』のことを楽しく考えることができていると思われます。
『白』という単色だけで考えるとどうしても輪郭がぼやけてしまうのですが、
順序を追っていろんな『色』に探りを入れることでシェイプアップされます。
そしてストーリーが見えてくるということですね。
そうすると「これでよかったのかな?」という不安も少し解消されるかもしれません。
そんな思考や感情の整理の仕方もありますよ、ってことで。
単色だけでいろいろ考察して語るって実は難しいと僕は思ってます。
プラスにせよマイナスにせよ、節目には必ずと言っていいほど他の色も影響します。
別に記憶に留める必要もありませんが、振り返った時に思い出せるなら便利。
『色』の変化は『自分』の変化の足跡ってことで。
各地ではまだ不安も残る現状ではありますが、
学校やお店なども再開する方向で世間は動いています。
溜まったストレス発散にもカラーセラピーはオススメです。
落ち着いたらぜひ。
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