いうほどピンクじゃない


各地で拡大を見せている新型コロナの影響で、

様々なものが自粛を余儀なくされています。


この季節で言えばやっぱり桜なんですが、

ここ数日は暖かかったこともあって開花が進みました。

我が家の前のさくら通りの桜、ソメイヨシノも満開までもう一息。



桜と言えばやっぱり『桜色』に代表される『ピンク』なんですけれど、

この写真のように間近で見ると、ほぼ白と言っても過言ではないんですよね。

これが全体を通して見た時には集合体となって少々濃く感じられます。

そして『色記憶』や『記憶色』といった脳内変換で理想的なピンクに変貌を遂げます。

ちょっとだけ脳がズルして、ほんの少しだけ彩度を上げちゃうというわけです。


この『色記憶』と『記憶色』は色彩検定での難解な用語のひとつです。

定期的に復習しないと記憶がごちゃごちゃになってしまうんですわ。


『色記憶(いろきおく)』は、見た色を頭の中で記憶した色のこと。

対象を再現したり色見本で照らし合わせた時、

実際の色よりもほんの少し彩度高めで表現されます。

でも色相にブレは “さほど” 生じません。


『記憶色(きおくしょく)』は、一般的な物において記憶の中にある色のこと。

一般常識的な、普遍的なものとしての色の解釈で、

例えばバナナは黄色、リンゴは赤、空は青、というような感じなんですが、

それらをより理想的な色として彩度を高く純色に近づけてして記憶している現象です。

色相にズレが生じる物も “ちらほら” ございます。


ね? わけわからんでしょ?

わかりやすく説明するにもこれが僕には限界かもしれません。

どちらも日常生活で使用する機会など無いのでスルーOKです。




かなり逸脱しましたが。

お花見の自粛で少し淋しい思いをされている方もいらっしゃるでしょうが、

カーテン開けたら目の前に桜の木があることに毎年幸せを噛みしめるこの季節。

ちょっと申し訳なく思いつつも出窓に腰かけてまったりコーヒー飲ませていただきます。

欲を言えば、電線が邪魔してることくらいかな。


桜の木の下でわいわい騒いでお酒飲んでご馳走食べてをするのがお花見じゃないので、

今年はちょっと人ごみを避けて、散歩やドライブで桜を眺めて愛でるお花見を。


的確な情報提供とは言い難い、不安を煽り過ぎとも思える日々のニュース、

(というか朝と昼のワイドショーですね)

SNSなどでよく見かける、もっともらしく見せかけたフェイクやデマ、

そのせいで気が滅入ってるときには桜のピンクで気持ちにゆとりを持たせましょう。

そして、外に出られないときこそ、お部屋の中に彩りを加えてみてください。

閉塞感を感じさせない空間作りは大切ですよ。




さすがに大勢が密集はしないのでご安心いただければと思います。

こんなときこそ、色で楽しんでみてくださいませ。


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