色の魅力


色ってファッションにしても色彩心理にしても、

世間一般的には単色で語られることが多いですが、

組み合わせ、配色で考えなければならないというのが本当のところ。


色彩心理のお話でもそう。

例えばブルーを好んでいたとしても、

どういう色と組み合わせて取り入れるのが心地良いか、

実はそこに深層心理が垣間見えたりします。


なので、一般論的に話をしている時と、

その人個人と向き合って話をしている時、

内容は似て非なるもの、そんなことはざらにあります。


そして色彩心理というとメンタル面ばかりだと思われがちですが、

配色によって他人の印象を操作するというのも立派な色彩心理です。

メインに同じ色を使っても他との組み合わせ次第で良くも悪くもなります。

そこが理解できると色の本質に少し近づけるかも。


なんとなくで作られた配色には、なんとなくの印象しか残らず、

明確な意図で示されたものは、色の知識がなくても潜在的に伝わることもあります。

世の中にはそうやって意図的に印象操作を行っているものが溢れています。

それに気付けた時は結構な爽快感を得られるんですけどね。




梅雨も明けて本格的な猛暑がまた訪れますが、

色彩心理を上手く利用した配色を取り入れて、

自分にも周りの人達にも心地良い環境作りをしていただいて、

夏を過ごしていただければと思います。



この季節、こういう深みのあるブルーを眺めていると涼しげで良いですよね。

楽色時間

色を楽しみ、色で楽になる。 気付けなかった自分に、 色で出会ってみませんか?

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