文字と色 その2
気温がコロコロと変化して服装に悩みます。
朝と昼、そして夜、どこを基準に考えれば良いのか。
ということで、前回の続きのような、
そうでないような内容です。
言葉の意味と逆の性質を持つ配色にしました。
あれ?どっちが暑いの?って感じですよね。
続けてこちら。
なんだろう、楽しいはずなのにどんよりしてます。
悲しいのは嘘っぽく見えてしまいますね。
何と比べて軽いのかわかりませんし、
重さの欠片もない、紙切れ1枚の感じです。
対義語の形容詞で例に出しましたが、
驚くほどその意味が伝わらないと思います。
人間の目や脳って不思議なもので、
文字よりも色の情報が優先されてしまいます。
意味に合った正しい配色を使うと、
受け取り手にもスムーズに意図が伝わります。
真逆の性質を利用すると錯覚を引き起こし、
潜在意識のレベルで誘導することも可能です。
その意味をちゃんと理解した上で活用できるか否か、
そこが非常に重要だったりします。
理解せずに何となく作られたものには、
やはりどこかチグハグな感じが出ているんですよね。
ヒット商品や定番商品にはその秘密が隠されています。
そういう視点でお店の中を見てみるとめちゃくちゃ楽しいんです。
僕たちは思っている以上に、
そこかしこで色に踊らされた生活をしてますよ。
役に立っていることのほうが多いと思うので、
騙されていると考えるよりは、楽しんだほうがお得です。
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