面積比は印象操作に大事です
お昼の某番組で『3色コーデ』というコーナーがありますが、
カラーコーディネートに自信が無い方でも、
3色でまとめるということを意識すれば比較的簡単です。
でも、単に3色を使うだけだとバランスが悪くなることもあるので、
その面積比というものがメリハリのあるコーデに格上げしてくれます。
3色配色で重要なのは、次の3つの分類です。
『ベースカラー』 ※メインカラー
『アソートカラー』 ※サブカラー
『アクセントカラー』
その面積の黄金比と言われるのが
ベース:アソート:アクセント = 6:3:1
これはファッションだけではなく、
インテリアやWEB、広告などのデザインにも該当します。
では、ネイビー、ベージュ、ターコイズで例を。
基本の3色は変えていませんが、面積比を入れ替えて6パターン。
同じ色を使っているにもかかわらず印象は大きく違うと思います。
6割を占めるベースカラーが全体の印象を決めますが、
アソートカラーやアクセントカラーが補佐的に方向性を示しながらも、
面積の割には人間心理に大きな影響を与える重要な役です。
ベースカラーって言うくらいだから、
モノトーンやブラウン系、アースカラー、ネイビーなど、
ファッションにおけるベーシックな色の事かというとそうではありません。
でも、一番大きい面積にベーシックな色を使うとコーデは簡単になります。
ビビッドな色をベースカラーにすると他の色がかなり限定されますしね。
そして、3色のうち2色を色相環やトーンの位置で近いもの、
またはベーシックカラーから選択すると、
色同士がぶつかりあってチグハグな感じになることもなく、
アクセントを効かせつつもまとまりのあるコーデが作れると思います。
この面積比はあくまでも目安のひとつなので、
無駄に神経質にならないようにしてください。
アウターや防寒の小物などが必要な季節になるので、
色合わせが難しくて嫌だという人もたくさんいらっしゃいますが、
ちょっと参考にしていただいて、この秋冬を楽しんでください。
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