テレビ番組のセットの色
年齢的なものなのか職業的なものなのか、
セットに色が多過ぎるテレビ番組がしんどいです。
そのほとんどがバラエティ番組なんですけど。
しんどくて頭に入ってこなくて、
内容なんだったっけ?みたいなことも多いです。
デジタル放送になってテレビも液晶になって、
より鮮やかな色が表現できるようになりましたけど、
ビビッドな色の多色配色は、人の目には刺激が強過ぎるんです。
そこに加えて出演している芸能人の衣装の派手さ。
疲れが一層増すんですよね。
こういうことを僕たちの間ではこう言います。
『色がうるさい』『色がケンカしてる』
無意識に入ってくる色の情報が多過ぎて、
内容に対する情報量、理解度が下がりやすくなりがちです。
そういう視点から観ると、
報道ステーションのセットが好きなんです。
ブラウン基調で夜更けのゆったりしたムード、
一日の出来事を落ち着いて確認できます。
今考えると、僕が比較的頻繁に観ている番組って、
落ち着いた配色のセットが多いと気付きました。
落ち着いた『色』ではなく『配色』です。
テーマに沿った配色をすることで、
内容のメッセージ性は伝わりやすくなりますし、
目が疲れない分、飽きにくいのかもしれません。
テレビ離れが著しいと言われ始めてかなり経ちますが、
もしかしたらこういった要因も影響しているかもしれませんね。
内容は面白いのにセットのせいで残念だなって感じる番組もありますし。
年末年始、特番ラッシュですが、
華やかなセットを組んでいる番組ばかりでしょう。
セットの配色、そういったことにも注意してご覧ください。
いろいろと気付くことがあるかもしれませんよ。
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