カラーカード
昨日のピンクの説明で使ったカラーカード、
ご覧いただいた方からご質問を受けましたので、
ちょっとばかりお話をさせていただきます。
正式名称は『新配色カード199』で a(小) と b(大) があります。
もうひとつ c(特大) がありますが、僕は持ってません。
日本色研事業株式会社というところが製作、販売しています。
PCCSという色の表色系(色を表現する方法)に準拠していて、
色彩能力検定ではこれで問題を解いたりします。
先日の記事に書いた1級2次試験、これを切って貼ってするんですよ。
だから試験を受ける人は、ほぼ間違いなく持ってると言えます。
実店舗でどういうところで販売しているかと言いますと、
僕もそこまで詳しく確認しているわけではないのですが、
画材屋さんや東急ハンズの画材コーナーなどで取り扱っています。
他にも色彩能力検定の受験の申し込みができる書店でも置いてます。
僕の住んでいる地域で言うとジュンク堂書店ですね。
当然、通販でも購入できます。
販売価格なんですが、今調べたら値上がりしてるんですね。
僕が持ってるやつだと(10年ほど前に購入)
a:650円+税 b:1700円+税 なんですが、
a:780円+税 b:2000円+税 になってます、現状。
小さいほうは700円でお釣りきますよ、って説明してた。
次から訂正しないと。
これ、試験のために必要っていうだけではなく、
配色を考えるときや色を調べるときにも使えます。
お客様に配色のイメージを伝えるときに、
ビジュアルで明確に提示できるので非常に重宝します。
なので、僕のカバンの中には小さいほうが常備されています。
プライベートではさすがに持ち歩きませんが。
カバンが違うことも多々あるんで。
カラー仲間といるときにこれがあると、
それなりに話題が尽きなくなることもしばしば。
こんな話をしていると、僕たちだけの必需品、
そう思われるかもしれませんが、別にそういうわけでもなく、
色の仕事をしている人でも持ち歩かない人も多いです。
小さいとはいえ荷物ですし、ボロボロになりますし。
試験を受ける受けないに関係なく、
色の配色センスに自信がないという方、
そういう方にこそ持っててほしいなと思います。
これひとつで様々な配色の練習もできますし、
自分の手持ちの服の色を調べることもできますよね。
なんならお買い物に持参して参考にしても構いません。
思ってた色と違った!って失敗も減るかもしれませんね。
このカラーカードを使って日々色に意識して触れていると、
確実に色を見る目とセンスが養われます。
そこから色の世界の深みに嵌っていくことでしょう。
軽い趣味的な気持ちでも良いと思いますので、
ご購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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