6:3:1
ファッションコーディネートでよく聞きませんか?
色は3色に絞ると簡単にまとまるって。
実はこれ、100点満点のお話ではないです。
この先には奥深い内容が隠されています。
カラーコーディネートにおいての基本はいくつかありますが、
その中に『色の面積比』というものがあります。
色には大きく分類すると以下の3種類の役割があります。
ベースカラー(メインカラー)
アソートカラー(サブカラー)
アクセントカラー
ベースカラーはその名の通り、コーディネート全体の基礎となる色の事です。
アソートカラーはベースカラーに対して調和するように揃えた色です。
カッコ書きのサブカラーのほうが意味としてはなんとなく分かりやすいですね。
アクセントカラーはコーディネートに変化や強調、引き締め効果を出してくれる色です。
この3種類が最も効果的に調和する(まとまって見える)面積比がこれ。
ベース:アソート:アクセント=6:3:1
ただし、この面積比、いろいろ言われています。
「7:2:1」とか「7:2.5:0.5」とか「6.5:2.5:1」とか。
大雑把に言うと、ジャンルや目的によって微妙に変わります。
でも王道は「6:3:1」で記憶していただいて大丈夫です。
最初のお話に戻りますが、
3色に絞った上でこの面積比を使っていただくと、
コーディネートに自信の無い方でもオシャレに見えたりします。
一般的にはベース、アソートカラーには、
ブラック、グレー、ホワイトなどのモノトーンや、
ブラウン、ベージュ、カーキなどのアースカラーが扱いやすいと思います。
ただし、レッドやブルーなどのビビッドな色をベースにしても大丈夫です。
その時はアクセントカラーが『セパレートカラー』という役割になります。
アクセントカラーはコーディネートのイメージの方向性を決定するの色なので、
TPOに合わせて楽しく選んでいただけたらと思います。
※アクセントカラーとセパレートカラーについてアメブロの過去記事で書いてます。
お時間がありましたら探して読んでみてください。画像での例付きです。
ファッションきっかけで話を進めましたが、
お家の外観、インテリアにも使えるテクニックです。
というか、カラーコーディネートが必要なもの全てに通用します。
ちなみにインテリアだとこういう分類です。
壁、天井がベースカラー
床、建具がアソートカラー
カーテンやラグ、家具などがアクセントカラー
この辺に配慮している空間はなぜか居心地が良かったりします。
ちょっとご自分のお部屋などぐるっと見てみてください。
難しそうで実はそうでもない、これが面積比です。
重ね着が楽しい季節になりますので、ぜひ実践してみてください。
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