裏と表
裏表のある人、ない人。
これを決めるのは自分ではなくて他人ですよね。
自分で「私は裏表のない性格です」って言う人を見ると、
その瞬間にその人の『裏の部分』が透けて見えて嫌になりますが、
裏と表はあって当然なものなのですよ、きっと。
その人の表だと思っている部分を見ていたとしても、
どういう関係性から見ているか、
どういう気持ちで見ているか、
どのくらいの認識で見ているのか、
これらによって見解の相違は生まれますよね。
もし仮に周りのみんなが同じ見解でその人を認識しているのなら、
それはもしかしたら『そう見せようと努力してる虚構』かもしれません。
そこまで極端に考え始めると何を信じていいのかわからなくなりますけど。
サイコロの話もよく出ますけど、
1の目の反対には6の目があるように。
少し角度をずらせば1と同時に3も見えたりするように。
知識と認識で意外なものがチラリと顔を見せてきます。
自分が「あの人はこんな人だ」という感想を持っていたとしても、
あまりそれを吹聴することはよろしくないかなと思います。
そのイメージが先行してしまったために苦しむ人もいますので。
決めつけは可能性を消してしまうと思います。
100人が見て100通りの感想があるのが当然です。
「あの人は裏表がない人」と思っていたとしても、
「裏表がない」というある瞬間のある一面を垣間見てるだけかもしれませんよ。
ここまで小難しく話をしておきながらなんですが、
一番良いのは、あまり深く考えないほうがいいよ、ってことです。
その場のその雰囲気を楽しみましょう。
この手の話がお好きな方は、色の話も楽しめるかもしれませんね。
カラーセラピーやバースデーカラーリーディングでお待ちしております。
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