紫外線から赤外線の間の凄さ


年々、春が短くなってる気がしますが、

もうすぐ女性の大敵、紫外線が強くなりますよね。


あと、パーソナルカラーで言うと、

Summerの人は紫外線に弱いと言われています。

色素の関係ですね。


僕(Summer)は日焼けすると火傷に近くなります。

なのに日焼け止めとか忘れて車を洗って、

その日の晩にもがき苦しんでいます。

年々、学習能力の衰えが身に染みてますが。




とまぁ、なんでいきなり紫外線かと言いますと、

こんな切り抜きを見つけてしまったからです。



たぶん女性ファッション誌だったと思います。


僕たちが色を認識できているのは、

紫外線と赤外線の間、

約400~700nm(ナノメートル)の、

可視光線という波長のおかげです。

ナノメートルは100万分の1mmの長さです。


この波長が物体に当たって反射なり透過なりして、

僕たちに様々な色を見せてくれています。

この辺は難しくて頭が痛くなるので割愛。

色彩検定でも多くの人が挫折する内容ですのでご安心を。


先日、原色のお話を書きましたが、

色光の三原色というのがこのことです。


400~500nm(短波長)が『B』→青

500~600nm(中波長)が『G』→緑

600~700nm(長波長)が『R』→赤


こういう単色光ですよーってことです、ざっくりと。

これらを組み合わせて様々な色を作り出します。


色光の三原色は『加法混色』と言いまして、

足せば足すほど白、または無色に近づきます。

ちなみに、赤と緑の光を足すと黄色になります。

この辺はなんとなく感覚で違和感がありますよね、最初は。


この波長の違いが綺麗な虹を作り出します。

大気中の水滴が波長ごとに光を屈折させて起きる現象です。

偶然居合わせた7人のハゲたオヤジが放つビームではないです。

(稲中卓球部より)


僕はやった記憶があるんですが、

三角柱のプリズムと呼ばれるガラスの一面に、

細い太陽光を当てて光を透過させる『分光』という実験。

壁には綺麗な7色の光が写し出されます。


上から順番に

赤、橙、黄、緑、青、藍、紫


太陽の光(可視光線)にはこれだけの色が含まれています。

そして日本ではこの7色で虹が語られています。


実は国によって違います、虹の色の数。

色の境界をどこで区切るか、それもそうなんですが、

環境もありますし、文化も深く関係してきますし、

探っていくとこれはこれで非常に面白いですよ。




拡げた風呂敷が片付けられなくなったのでここで終えますが、

光があって、物があって、目があって、

そこで初めて色というものが存在し、認識できます。


本当に面白い世界だなと思います。

色彩検定では最初にこの物理の項目から入りますが、

考えようによってはそこで、

「本当にやる気あんのか?ん?」

って選別されてる気さえしました、あの頃の僕。


でもやっぱりここが理解できているかどうか、

そこは色を扱う仕事には非常に重要ですので、

検定試験を頑張ってみようとしたものの、

最初から投げ出しそうになってる方は踏ん張ってください。


その先はきっとワクワクする内容ですよ。

色が好きならば。




こうやって記憶を取り戻す作業を最近少しずつやってますが、

正直言うと苦手な項目は読み飛ばす、もしくは斜め読みです。

楽色時間

色を楽しみ、色で楽になる。 気付けなかった自分に、 色で出会ってみませんか?

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