さくら通り
今年は土日が上手く満開と重なった赤穂市ですが、
さくら通りも例外なく素敵な景観でした。
この沿線に住んでいるのでわざわざ花見に出かけることも無く、
毎年毎年、部屋から桜を眺めて一人花見をしております。
だって毎朝カーテン開けたら目の前に桜の木ですから。
この通りも今は西側から順に歩道の工事を行っています。
大きくなった桜の木の根が歩道を押し上げて、
危険なくらいにデコボコしている箇所が多くあります。
それを新しい工法で根上がりしないようにするそうです。
それに伴い、樹齢が長くて移植が難しい既存の桜の木も順に無くなり、
工事が済んだ所から新しい桜の苗木が植樹されていきます。
しばらくは今より淋しい姿になってしまいますね。
この満開のさくら通りを車で走るのが好き、
そんな知り合いも大勢いますし、
わざわざ市外から来られる方もいると聞きます。
なんで伐採するのか、そんな声も上がっているそうですが、
そこを生活圏としている人にはいろいろあるんですよ。
桜が満開の『おいしいところ』だけに反応するのもいかがなものかと。
目の前の桜の木も僕が子供の頃からの付き合いです。
今年か来年、その木がいなくなってしまうのも淋しいですが、
安全が確保される新しい街並みに変わるのもまた楽しみです。
ただひとつだけ。
桜を植樹する間隔を今よりも拡げるらしいですが、
どうか今のままで僕の部屋の目の前に1本お願いします。
ひとつよしなに。
1年の内のほんのひと時、
儚く散る姿もまた楽しみですね。
0コメント